小説すばる 2025年12月号
発売日:2025年11月17日
価格:定価1100円(税込)
試し読み
特集
-
矢野 隆×よじょう(お笑い芸人・ガクテンソク)「命と向き合う「猟師」のリアル」
歴史時代小説の書き手である矢野隆さん初の現代小説『猪之噛』(「噛」は旧字)。狩猟をテーマに、猟師たち、そして山と共に暮らす人々の生きざまを描いた作品です。 猟師といえば、昨今お笑い芸人の間で狩猟免許を取られる方も増えているんです。今回はそんなブームの火付け役でもある、ガクテンソクのよじょうさんをお招きし、狩猟の今、そして『猪之噛』の魅力について語っていただきました。
-
赤神 諒×後藤勝徳(一般社団法人歴史新大陸 代表理事)「史実と創作が紡ぐ、もう一つの幕末物語」
『夏鶯』の主人公・滝田蓮三郎のモデルとなった幕末の武士・瀧善三郎。彼の生涯をめぐり、赤神諒さんと、善三郎の顕彰活動や舞台化に取り組む後藤さんに熱く語り合っていただきました。 史実と創作の間で生まれた物語の魅力、そして現代に伝えたい「希望」とは――。
-
小池真理子「“永遠”を描く心理小説」
始まりが終わりに、終わりが始まりになる。永遠に円環が続くウロボロスのように、人間の幸福と不幸は、ただくりかえされるものなのかもしれない。運命の不条理に翻弄される三人の男女の心の動きに焦点を当てた、三年ぶりの長編『ウロボロスの環わ』にこめた思いを、心理小説の名手である小池真理子さんに聞いた。
-
北方謙三×加藤シゲアキ「書き続けた先で出逢うもの」
北方謙三さんが作家人生の集大成と位置づける、一大歴史巨編『森羅記』の刊行がいよいよスタートする。生きることは書くこと、書くことは生きること――。デビューから55年、ひたすらに書き続けてきた北方さん。そして、NEWSのメンバーとして活動しながら、精力的に小説の執筆に取り組んでいる加藤シゲアキさん。進化し続ける二人の作家が、創作について熱く語り合った。
バックナンバー
公式SNS







